私の人生を変えた本
今日のぱいんはうすのツイキャスは23:30からみたいですね☆
今日も楽しみ♪
私は中学生の頃から、糸井重里さんの『萬流コピー塾』や中島らもさんの『明るい悩み相談室』のような本が大好きで、父の書斎から持ち出しては何度も何度も読み返していました。
私は「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」という、映画『魔女の宅急便』のキャッチコピーが特に気に入っています。
キャッチコピーが縁で『となりのトトロ』では声優としてお父さん役を演じていますよね。
『明るい悩み相談室』は、中島らもさんが朝日新聞紙上で10年以上続けた人生相談のベストセレクション版。
投稿された悩みに対する、中島らもさん独特の回答が魅力なのですが、ここに私の人生を左右する一文(相談)が!
(相談)
家から歩いて五分の温水プールに、二年前から元気よく通っている女子高生です。
温水プールに入るとあんまり気持ちがいいので、悪いとは知りながら「おしっこ」のたれ流しを平気でし続けています。
とはいえ、少々気になるので、やはりプール中毒の母に相談したところ「あっはっはっは。あんたも?実はわたしもよっ…」。
やめられそうもないのですが、母子で相談いたします。
(回答)
イエス・キリストはおっしゃいました。「この中で罪のないものがあればこの女に石を投げよ」と。
この「罪ない者」はそのまま「プールでおしっこをしたことがない者」ということばに置きかえても、そうメチャメチャな差し障りはないのではないでしょうか。(中略)
友人に電話でたずねてみました。答えは「プールのおしっこ?(中略)僕の場合は背泳ぎでその現場を後へ後へと遠ざけていきながら、移動しつつやる。そのときにカエル泳ぎの足でおしっこをかきまわして拡散させるようにする。これはつまり、エチケットや」というものでした。(中略)
統計学的にみて、ほぼ百パーセントの人がこれをやっていると考えて間違いないのではないでしょうか。
高校のときに生物学の先生に習ったのですが、この世で一番きれいな液体は「排出時の尿」なのだそうです。(中略)
そういうことですから、おおいに母子でおやりになるといいでしょう。
僕はもう二度とプールに行かないことにしたので関係ない話ですから。
私は中学生でこの話を読んで以来、銭湯、温泉など全ての公共入浴施設に全く近寄れなくなりました。
学校のプールについても極限まで欠席しています。
中島らもさんは2004年に他界されていますが、生きていらしたら、あの文により公共入浴施設に出入りできなくなった私について相談したいくらいです。
ホント、誰かどうにかしてください・・・